単回百景, 春(3)

願ってもない静かな朝。この時期ならではの、シンメトリーな風景。 微かなクランク音とエキゾーストノートを奏でながら、静々と進む二両は、 さながら田園交響曲の名コンダクターだ。 【 東海道本線 野洲-篠原 / Nikon F801s 85mm F1.8 RVP / May '03 】 ▼銀『塩』鐵道の夜も参加中▼ …
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バトンタッチ

東海道線から草津・関西線に入る貨物の牽引機は、ELから蒸機に変わる。 転向と給炭水を終え、準備万端のD511020[亀]が、気合いを入れる。 【 草津線 草津 / Olympus 35EC 42mm F2.8 Neopan SSS / Apr.'70 】 ▼銀『塩』鐵道の夜も参加中▼ ◆SL・鉄道写真ブロ…
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過去“景”春の北びわこ(27)

沿線が一際華やかになるこの時期は、陽気にも誘われ、ついつい「北び」に足が向いてしまう。 こんな風景の中を走り去る逆機のC56も、今は追憶の彼方・・・ 【 北陸本線 長浜-田村 / Nikon F801s 85mm F1.8 RVP / Apr.'03 】 ▼銀『塩』鐵道の夜も参加中▼ ◆SL・鉄道写真ブログ◆…
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斜陽の庫

49年前の今日。 上りのさよなら列車を揖斐川堤で撮り終えた後、 急いで駆けつけた大垣の庫。 西日差す矩形庫で目にしたのは、既に火を落としたC11155。 あまりにも呆気ない幕切れ・・・ それでも、C11達の油の匂いが染みついた庫内には、 未だ155号機の温もりが感じられたのだった。 【 樽見線 大垣電車区 …
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凸電の通い路(6)

五月晴れ。貨車の組成を終え折り返すED31も、乗務員も、駅舎の大掃除を見物の図。 そんな日々の営みがあってこその駅だが、近年は登録有形文化財や近畿の駅百選に選定されて随分と有名にはなったものの、ご多分に漏れず 無人駅。 【 近江鉄道本線 鳥居本 / Minolta SR-T101 28mm F3.5 Neopan SSS…
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浜田のシゴナナ(2)

引退するからといって、大騒ぎするでもなく、冷めた目でDD51を見ていられるのが、 我々の世代の特権かもしれない。 そう、この時も肝心なシゴナナの邪魔をして、目障りなヤツでしかなかったのだ。 【 山陰本線 浜田 / Minolta SR-T101 55mm F1.7 Neopan SSS / Apr.'74 】 …
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広瀬川原の春(3)

仕業を終えた夕べ、ゆるやかに流れる時間。 見事な枝振りの桜を愛で、漂う煙の香りに包まれる至福の時。 【 秩父鉄道 広瀬川原 / Nikon F90Xs 85mm F1.8 RVP100 / Apr.'05 】 ▼銀『塩』鐵道の夜も参加中▼ ◆SL・鉄道写真ブログ◆
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遠いあの日 「50年前の“今日”へ」 福井

典型的な北陸線の旧客鈍行か、それともちょっぴり奮発して急行「くずりゅう」だったのか、同級生I君と夕方の福井駅に降り立ったのは、50年前の今日・昭和46年3月26日のことだった。ネガを見る限り、どうやらこの日は三つの「初体験」があったようだ。 一つ目は、ハチロクとの出会い。前年の10月に山陰線の車中から休車の梅小路の48635をチラ…
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乗務員

幾つになっても憧れる、惚れ惚れするカッコよさ。 それも、ナッパ服姿の蒸気機関車乗りが、文句なしの一番だ! 【 上越線 水上 / Nikon F4 180mm F2.8 RVP / Mar.'92 】 ▼銀『塩』鐵道の夜も参加中▼ ◆SL・鉄道写真ブログ◆
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遠いあの日 「50年前の“今日”へ」 西敦賀

雪と蒸機を意識するようになった2月の撮影行から約1ヶ月後、待ちわびた西高東低の気圧配置となった3月14日の日曜日に、再び雪の小浜線に出掛けた。敦賀一区のC58達にとっては最後の冬ということもあって、子供心にも少し感傷的になり、冬の若狭に「新日本紀行」的な郷愁を重ね合わせて、この日はちょっぴり気合が入っていたように思う。 雪の降りし…
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富吉暮色

しまかぜの登場、アーバンライナーからひのとりへの名阪特急世代交代。その一方で12200系の引退と何かと話題には事欠かない、最近の近鉄特急。 様々な形式が集う塒、富吉。それぞれの時代を駆け抜けた特急車両達は何を想う・・・ 【 近鉄名古屋線 富吉 / Nikon F801s 180mm F2.8 PRZ / Mar.'97 …
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北びわこ、重連の頃(21)

二両とのシンクロを祈って、低速シャッターを切る指先に力が入る。 北びわこ随一の人気撮影ポイントはこの少し先、 レギュレータハンドルを握る機関士の右手にも、自ずと力が入る。 【 北陸本線 河毛-高月 / Nikon F90Xs 24-50mm F3.3-4.5 RVP / Feb.'98 】 ▼銀『塩』鐵道の夜も参…
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10th Anniversary 50年の10本(完)

Nikon AF-S Nikkor 70-200mm F4G ED VR 50年の写歴の中で、印象に残る10本のレンズを振り返るのも今回が最後です。前半は主にミノルタSRマウント、そして後半はAFのニコンFマウントが中心で、どれも銀塩一眼レフで使用するために手に入れたレンズばかりでしたが、最後の1本は純粋にデジタルカメラでの使用を前提…
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10th Anniversary 50年の10本(9)

Canon EF400mm F5.6L USM それまでのミノルタSRマウントから、ニコンF801の登場を機にニコンFマウントに切り替えたのは、AF化も相まって自分にとっては自動連結器への一斉切り替え並み?の大事件で、結果的には大成功だったと思っているのですが、全く不満がない訳ではありませんでした。テレモアそして反射望遠とコスト重視の…
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10th Anniversary 50年の10本(8)

Nikon Ai AF Nikkor 35mm F2S 国鉄蒸機時代には全く縁のなかった焦点距離ですが、現在では付けっぱなしにしていることが一番多いのがこの35mmかもしれません。おそらく当時はバカチョンカメラ(失礼)のレンズに毛が生えた程度の画角としか思っていなかったはずですが、そもそも中高生なんぞには到底理解できない大人の焦点距離…
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遠いあの日 「50年前の“今日”へ」 中在家

50年前の今日、2月11日建国記念の日の祝日は、加太越えの撮影に出掛けている。呆れたことに前回の小浜線単独行から僅か中3日ということになり、36枚撮りのトライXの前半1/3は雪景色の小浜線、そして後半2/3にはこれまた雪の加太越えが写っている。土曜日は“半ドン”と部活で自由にはならなかったけれど、日祝日毎に行き先を変えて日帰りで煙を堪能…
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遠いあの日 「50年前の“今日”へ」 美浜

50年前の今日は、雪の小浜線に出かけている。振り返ってみると、それまでは「雪」を目的とした蒸機撮影に行ったことはなかった。この1年前、草津での蒸機初体験の日も、そして初めて小浜線のC58に出会った3月の時も偶々雪が積もっていただけだった。 冬の蒸機を特に意識するようになったのはいつの頃からだろうか。田舎町の本屋でもSLブームに乗っ…
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10th Anniversary 50年の10本(7)

Nikon Ai AF Zoom Nikkor 24-50mm F3.3-4.5S 主に国鉄蒸機時代の相棒だったMFのロッコールレンズは、せいぜい実働10年程度でしたが、AFニッコールの方はかれこれ30年以上の付き合いになります。MFのミノルタ(& コーワ)から乗り換えるべく、京都の某チェーン店で文字通り清水の舞台から飛び降りる気持ち…
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10th Anniversary 50年の10本(6)

Tamron SP 500mm F8(Model 55BB) ドッカーンという超望遠特有の迫力ある圧縮効果はずっと憧れで、国鉄蒸機時代のテレモア95のトラウマから脱却するには、単焦点の超望遠レンズを購入するしかないと思っていましたが、ミノルタSRマウントは如何せん選択肢が限られる上に高価でした。となるとサードパーティー製に目を向けるこ…
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10th Anniversary 50年の10本(5)

Minolta MD Zoom Rokkor 50-135mm F3.5 国鉄蒸機晩年の頃のズームレンズは未だ黎明期だったと言っても過言ではなく、コムラーの925はもちろん、あのニコンの43-86mmでさえ、カメラ雑誌で斑模様になった解像力チャートを見せられると怖くて手を出す気になれず、それにそもそも手を出そうにも高価な上に嵩張るので…
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