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zoom RSS 6th Anniversary 撮影余話(3)

<<   作成日時 : 2017/01/07 12:26   >>

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2016年にUPした中から、先ず1974年の七尾線現役時代を、そしてその15年後1989年の復活運転をピックアップしてC56の思い出を振り返りましたが、最後の今回はそれから更に20年後のカットを選びました。デジイチに奥手だったため、ちょうど銀塩一眼レフ使用の末期で、この銀塩画ブログに登場し得るのもこの頃の写真までということになります。

蒸機の動態保存、それもJR各社の枠を超えて、三セクも含めた全国行脚の復活運転を成し得たのはC56160の存在あってこそ。そのホームグラウンドは梅小路からほど近い「北びわこ」の走る滋賀ですが、営業運転を行う北陸線での評判が「スカびわこ」などと揶揄されるのは可哀想なことです。一方で湖東地方にオアシスのように残る田園風景を走る本番前後の送り込みと返却回送の東海道線のスジは、秋から冬にかけては日の出・日没の時間帯とも重なり、ドラマティックなシーンが展開されて、特に運行開始当初は12系客車と共に回送され、C571との重連運転時には牽引するDD51と合わせて有火の三重連になったこともありました。

ところが、北陸線の敦賀直流化が成ると、2007年秋の運行から回送牽引機もEF65PFに変更されて、東海道線の回送シーンも少々味気ないものになってしまってがっかりしていたところ、新たなドラマが生まれました。早朝の送り込み回送が石山に長時間停車するスジに変わり、瀬田川橋梁上で猛然と力行するようになったのです。突然の大音響と爆煙に驚いたバス釣りや漕艇練習中の人々は、何事が起こったかと橋上を見上げて呆気にとられ、鉄チャンは早起きの成果にほくそ笑んで、湖畔に響き渡る豪快な絶気合図に酔いしれるのでした。

選んだこのカットは、そんな迫力満点のシーンとは程遠い随分と奥ゆかしい画にも見えますが、実は意図したものではなく、狙っていた手前の本命ポイントでは風に翻弄された大煙幕で何も見えず、やっと姿を現したのが、そろそろ絶気合図を吹鳴するこのタイミングだったという御粗末な顛末です。そのC56160もいよいよ本線運転から引退とか。それまでに石山停車のスジが復活するのはおそらく望み薄でしょうし、湖東・湖北を走る健気な姿を見ることができるのもあと何度あるのでしょうか・・・

【 東海道本線 石山-瀬田 / Nikon F5 35mm F2 RVP-F / Nov.'09 】


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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
現役時代のC56には縁がなかった私ですが、現役消滅後の所謂「復活」では北海道鉄道開通100年記念号のC56160がお初罐。その後、2度の活動時期を繰り返す中C56160を四国で、そして北びわこや山口で撮ることが出来、ひときわ思い入れのある罐となっています。D51200のデビューはあくまでも8月の山口とのことですから北びわこの春臨がC56160のラストステージとなるのでしょう。あと何回撮れるかわかりませんが見届けてあげたい気持ちでいっぱいです。
朝焼けの中を往く電蒸単回いいですね。春臨では朝も夕も陽に被らずでしょうからこの秀作を模倣したくてもそれは叶わぬことですね。
ひぐま3号
2017/01/10 17:49
ひぐま3号さん
いつもコメントありがとうございます。
ひぐまさんのC56復活画と言えば、復活初期の北海道と四国が先ず思い浮かびますので、その頃からの特別な思い入れがお有りなのも頷けます。
マジックアワーの中を走らない季節は、撮る側にしてみれば正直ツライですが、そこは「北び変態派」諸先輩の作例を参考にさせていただき、輪に加われるよう精進したいと思います。(笑)
ところでひぐまさん、第二種休車は絶対ダメですよ。せめて第一種でお願いします。
author
2017/01/11 22:47

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