10th Anniversary 50年の10本(完)

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Nikon AF-S Nikkor 70-200mm F4G ED VR
50年の写歴の中で、印象に残る10本のレンズを振り返るのも今回が最後です。前半は主にミノルタSRマウント、そして後半はAFのニコンFマウントが中心で、どれも銀塩一眼レフで使用するために手に入れたレンズばかりでしたが、最後の1本は純粋にデジタルカメラでの使用を前提に最近購入した70-200mmズームです。選定に当たっては(何故か蒸機ブログ界ではマイノリティ?であるニコン党の)、AE86さんこあらまさんの記事の情報やアドバイスも参考にさせていただきました。

30年以上前にニコンに移行した際に購入した85mmと180mmの2本の単焦点AFレンズは、流石ニコンと唸らされる納得の性能で「今なお現役」です。それならば何もズームを買い増す必要はないのではとも思うのですが、レンズ交換の最中にシャッターチャンスを逃すのは避けたいですし、イメージセンサーのゴミ問題を考慮するとレンズ交換の頻度は極力なくしたいというデジタル特有の理由もあります。それに1本ぐらいは手振れ補正付きの玉が欲しくもなります。

重量級のF2.8大三元はハンドリング上の問題と何より価格の観点から身の丈に合わないため敬遠し、当初からF4一択でした。ニコンはF4通しズームでは奥手?で発売が著しく遅かった=設計が新しいため期待しましたが、前述のニコン党御二方の感想そのままに、一般論としてはやはりズームは単焦点の画質には及ばないなぁというのが使ってみての正直な感想です。それでも、三脚座が脱着可能でそれなりにコンパクトなのと必要十分な性能のバランスが気に入っていて、これから大事に使っていきたいと思っています。

さて、思うようにSLが走ってくれないコロナ渦の中での鉄道写真趣味ですが、一方で有名撮影地や定番被写体について見直すいい機会にもなっているのではないでしょうか。選んだ写真は、幸せそうな家族連れやカップルがあれこれ構図を考えた末のファインダー視野の中に突然入り込んできたりする、銀杏の名所。でも、それが何だかとっても微笑ましい。ガツガツしなさんな、また次の電車を狙えばいいじゃないか・・・そんな気にさせてくれる名もない撮影地での1枚です。


【 名鉄尾西線 玉野-山崎 / Nikon D700 70-200mm F4 / Dec.'19 】


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この記事へのコメント

2021年02月26日 22:17
レンズのお話を興味深く拝見しました。凄く面白い発想と感じました。
僕自身の所有するカメラやレンズに、そう言えば的に、その時代の自分の生活環境や、夢中になった被写体を振り返るチャンスを頂いた気がします。フイルムはブローニーか35ミリか、用途や撮影環境にあわせてレンズを選んだ時代を懐かしく思います。
2021年02月26日 22:34
このレンズ、少し線が太く感じてきました。
(ずいぶん前に買ったのに、あまりズームを使っていなかったため、今頃感じている鈍感野郎です)
この記事を読んで、また180mmか200mmの軽い単焦点が気になり出してきました。あ~、レンズ沼は繰り返す。。。
2021年02月26日 23:27
まずは、10周年ということで、おめでとうございます。
こちらは、大分弛み気味になってきましたので、10年もつかどうか。

蒸気ブログ界では、ニコン党はマイノリティなんですか。そんな感じかも。
こあらまは山岳写真もありますから、耐久性が一番の選択ポイントでして。
お蔭で、写歴50年で一度もボディもレンズも故障したことはありません。
何年か前に、試しにオリンパスを買ってみましたが、2度も壊れています。
O社員いわく、ニコンのフラグシップ機と同じと考えてもらっては困ります。
そんな訳でずっとFマウントできました。引伸ばしもちろんNikkorです。

今も、ロケにはマニュアルレンズ専用のカメラバックを同行します。
そのうちレンズの記事でもと思っていましたので、参考になりました。
近頃はレンズ交換が面倒で、大三元の付けっぱなしが多くなりました。
思いの外、大三元は素晴しい出来で、固定焦点の出番が少なくなりました。
重いのと高いのが難点で、徒歩でのロケでは24-70の1本がいいとこです。
そういう時こそ小型軽量のマニュアルレンズが威力を発揮するものです。
名玉と云われるものには、物理的な光学特性を越えた何かが在るものです。
その辺は大切にしたいところですし、趣味の醍醐味のようなところです。

そうそう、豆さんはどれだけのカメラとレンズをお持ちなのでしょうね。
古いのは処分されているとお聞きしたような気がしますが、凄いですね。
テリトリーが同じなので、そのうちバッタリを期待しているのですが。
author
2021年02月27日 10:44
高野陽一さん
ご覧いただきありがとうございます。毎年正月恒例の周年企画なのですが、ブログ10年そして鉄50年という節目なので何かしないといけないなぁと考えていて、ふと思いつきました。

数えたことはないですが、50年間ですから相当数のレンズを購入しているので、やり始めてみると、先ず10本の絞り込みがなかなか楽しかった一方で、そのレンズで撮った1枚の写真の選定の方はかなり苦戦しましたが、高野さんの仰る通り当時の事をあれやこれや思い出して、終わってみると何だか数年前にUPした私的「40年前の“今日”へ」の初渡道記事に似た感慨を覚えたのは予想外でした。

ということで、「40年前の“今日”へ」の時同様に、次は貴ブログで高野さんver.のレンズ&被写体遍歴を拝見できるのを楽しみにしていますネ!
author
2021年02月27日 11:15
AE86さん
最後の1本は、「銀河」の180mm F2.8Sとのドンピシャコラボ!とはならず、スミマセン(後継Dタイプでさえ噓のような安価で手に入りますから、今が狙い目ですよ~)。(笑)

色々アドバイスいただいた際に、確かにイチオシという評価ではなかったと記憶していますが、所謂「焦点距離確認用」にしておくのはもったいないレンズですので、これから元を取っていきたいと思っています。

さて、豆ちゃんver.の50年の”100本”記事はいつ拝見できるのでしょうか?こあらまさん共々、興味津々で~す。(笑)
author
2021年02月27日 12:45
こあらまさん
ありがとうございます。てっきり10年超とばかり思い込んでいましたので、あれれ?と思って拝見し直してみると、意外にも2014年開設でしたか。軽薄短小の拙ブログとは似ても似つかない記事と写真の重みのなせる業ですね。

筋金入りのこあらまさんは、やはりELニッコールユーザーでしたか。伝統に裏打ちされた堅牢性と信頼性はO社員だけでなく万人が認めるところでしょうから、狭い趣味分野の感覚的なことはともかく、急激なミラーレス化の流れに翻弄されて今後の市場全体での位置付けがマイノリティにならないことを願うばかりです。

ところで、もう一つのあれれ?は、大三元の高評価。24-70の事は以前伺いましたが、70-200のF2.8は 最新のFLは別格としても、Ⅰ・Ⅱ型でもそこそこなのでしょうか?またお話聞かせてくださいね。

で、ご近所さんには、50年の100本の”沼”記事をリクエストしておきましたので、ぜっきあいずも今から楽しみです。(笑)
ひぐま3号
2021年02月27日 14:31
ニコンユーザーのスペシャリティの皆さんがコメントなされたので門外漢は遠慮しようかと思いましたが、皆勤賞がかかっているとの夢枕に立った師範のお言葉に「はいはい、わかりました〜」と大トリに一筆啓上です。
大トリの一本がこれ?アハハ、これぞ罐って流の奥義!弘法筆を選ばずって落ちに導くとは恐れ入ったり!
玉じゃないぜ、センスだぜ〜て言う教えに心します。
流石は真摯に向き合えとの基本奥義を常日頃唱える師範、こう来るとはねぇ…
お見事でした。卒論はこんな塩梅で如何?何?不可?留年?
そんなぁ〜もう罐ってやんないぞ〜っ(笑)
author
2021年02月27日 20:24
ひぐま3号さん
先ずは、本家の記事よりずっと面白いコメというかテクニカル解説の皆勤賞、厚く御礼申し上げます。昨夜冬眠穴に潜入して耳元で囁いた甲斐があったというものです。

しか~し、これぞ、IS白玉に手持ちやハス一などという真摯ではない姑息な手段を使う罐い隊と互角に渡り合うために、北び合戦の後に戦力増強した唯一の手抜き近代兵器だというのに、馬鹿にしおって、お、おのれ~!つ、追試じゃ~

な~んてこと言うと、追試でまたハメられてイジメられるので、もう絶対に遊んでなんかあ~げ~ないっと(笑)