由仁は、由仁夕張川橋梁のある栗山方も反対側の古山方も俯瞰三昧だったのに加えて、広い構内を横断する歩道橋もあったので駅でのスナップにも向いていて、当時室蘭本線では一番時間を過ごした場所だったかもしれない。 内地の人間にありがちな無責任で漠然とした北海道への憧れから、「由仁のようなところに住んでみたい。」などと安直に思ったりしたこともあったが、空港や札幌からそう遠くないにもかかわらず、町の人口は蒸機末期の頃ををピークに減少の一途を辿っていて現実はなかなか厳しいようだ。 そんな由仁が今どうなっているか正直心配だったのだが、嬉しいことに駅は意外と元気な姿を見せてくれた。 【上】 42年前の由仁、午後の下りホームの人間模様。姿勢を正してC5738[岩一]の牽く227レを迎える助役さん、学校帰りの女子高生、ご婦人方は岩見沢へお買い物?そして、何やら花束を抱えた老人も今や自分が同年代・・・
/ Minolta SR-T101 28mm F3.5 / Neopan SSS / Jul.'75 【中】 派手な外観の跨線橋に違和感を覚えながらも、何故か気になって撮った1枚。それもそのはず、戻ってきてから上のC57進入の写真と見比べるてみると、意外にも旧跨線橋の面影が色濃く残っていた。 【下】 JR由仁駅舎としてだけではなく、路線バスの待合所や観光案内所にもなっている「ポッポ館ゆに」。駅の活用法の可能性を垣間見た由仁は、今回の旅の中では活気を感じた町のひとつ。実際、25年前との差は歴然としている。 【中下共】 Nikon D5100 16-85mm F3.5-5.6 / Feb.'17 |
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